想い出の喫茶店

想い出の喫茶店

昔から紅茶よりもコーヒー党でした。喫茶店に入ると必ずコーヒーを頼みます。

しかも、ホットコーヒーですね、夏の暑い日でも。アイスコーヒーはなんだか体中が冷えてしまうので嫌いなんです。それに、喫茶店のアイスコーヒーはだいたいパックに入ったやつをそのままコップに入れて出してるだけ。だから、あんまり美味しいと思わないんですよ。

コーヒー好きになったのにはワケがあります。ワケというか、きっかけですね。

まだ大阪に住んでいたときに、梅田の東通商店街に美味しいコーヒーショップがありました。古びたビルの2階にあった店なんですが、そこのコーヒーがとても美味かったんです。残念ながら商店街一体の再開発と共になくなってしまいましたが。

その店には大学の先輩に連れて行ってもらいました。遊び人で有名なその先輩が「デートで使える店に連れてったる」といって連れて行ってくれたのが、その喫茶店です。

その店ではじめて「モカ」というコーヒーを飲みました。

それまで、コーヒーといえば「ブレンド」か「アメリカン」だったので、コーヒー豆の種類を選べるということに衝撃を受けたことを覚えてます。

その店にはなくなってしまうまで、よく通いました。梅田で買い物をした帰りに、文庫本を片手によく立ち寄りましたね。もちろん、先輩の教え通り、デートでもよく使わせてもらいましたが。

カウンターだけの小さな店だったのですが、アンティークな店内にはクラシックジャズがうすく流れていて、一人でゆっくりコーヒーを飲むには最高の場所でした。学生時代は梅田までよく出てぶらぶらしていたので、ほんと、何度も通いましたよ。

再開発後は駅ビルの地下に新しい店を開くということでしたが、なんとなく新しい店には一度も行きませんでした。

美味しいコーヒーを飲みたいという衝動の駆られて、一度だけ新しい店の前まで行きましたが入るのはやめました。なんか、あの古ぼけた店の片隅で飲む「モカ」が好きだったわけで、新装開店した店には興味がわかなかったんです。

というわけで、その店に通いだして以来、喫茶店に入るともっぱらコーヒーを注文しています。まあ、あの店の味とは二度と出会えませんが、「モカ」を置いている店では今でも必ず注文します。

プジョー208

遺伝の不思議

親子は似るというのは生物としての構造の基本と言えますが、

中でも人間は特に面白い遺伝子継承をすると思います。

動物以上に時として不可思議な遺伝をする人間はどんなものがあるのか。

身近な例で言えば私と母なのですが、私たちは非常に似通っています。

顔の作りも性格もそうなのですが、まさか仕草まで似るとは思いませんでした。

仕草というと意識しないで出てくるものと言うといいますが、まさしくその通り。

母が居る部屋に入る際にスリッパを脱いでから入りますが、

慣れ親しんだ家なので足元は当然見ていません。

そして用事が終わってスリッパを履こうとしたのですが、

隣に置いてあるスリッパと全く同じ向きをしていたのです。

それは大まかな表現でもなんでもなく、斜め具合までも同じという、

自然な動作がさせるものです。

思わずそれを母に教えたら、母も一緒にびっくりして笑っていましたね。

そして寝相です。

私も昔に比べて寝相が落ち着いたはずなのですが、なかなか治らない癖があります。

それは暑い時、胸までシャツを上げて寝る事です。

しかも寝ている間にするのですから、これで何度も寝冷えをしてしまいましたよ…。

そしてそれを母に言うと、母も同じ寝相で寝ていたらしく、

自分もお腹を壊していると教えてくれました。

ちなみにシャツを上げる高さなのですが、お腹まででは無く、必ず胸までです。

これは姪にまで遺伝されているというんですから、血って恐ろしいですね(笑)

そして一番驚いたのは、指の傷です。

私の母は幼い頃、高い場所から落ちて薬指に怪我を負い、今も尚傷痕があります。

そして私が生まれて間もない頃、姉が私の薬指に傷痕を見つけたのです。

当然病院の外に出た事も無い赤子だったので傷があるはず無いのですが、

私の薬指にも今でも負った事の無い傷痕があります。

遺伝でここまで似るのは珍しく、病院の方も驚いていたようです。

ここまでの内容でも分かる通り、私と母は酷似していると言ってもいいくらい似ていますね。

親子とは言え時折先祖帰りで似ないケースもある中、凄い繋がりを感じます。

今でも私と母は仲が良く、喧嘩もしますが楽しく会話しております。

今後もこの繋がりを大事にしたいですね。